
この記事で分かること
コンセプトワークは全3回・税込20万円です。候補を比べる基準を一緒につくります。建物の状態や改修の可否を確かめたい場合は、個別の調査や設計の範囲を確認します。
目次
- コンセプトワークに含まれること
- 別の業務として扱うこと
- 依頼する前に確認すること
- noteと相談は、それぞれ独立した選択肢
- 基準をつくる仕事と、個別の物件を調べる仕事
- 工事費に加え、住み始めるまでの費用を置いてみる
- 見積りは、金額の前に範囲を見る
1. コンセプトワークに含まれること
住まいのコンセプトワークは、全3回・税込20万円です。希望の理由と優先順位を対話で掘り下げ、選ぶための基準を「暮らしのルールブック」にまとめます。
ルールブックには、希望の背景や優先順位に加え、譲れない条件と調整できる条件、まだ確認すること、見送る基準、次に行うことをまとめます。
新しい候補物件を検討するときや、ほかの専門家に相談するときにも、判断の軸として立ち戻るための資料です。詳しい実施条件は、お申し込み前にご案内します。
2. 別の業務として扱うこと
個別物件の技術調査・評価、作図、設計・工事監理は、コンセプトワークとは別の業務です。調査・企画・設計や法人の計画は、対象と必要な仕事、成果物、担当範囲に応じてお見積りします。
法人案件の費用は個別にお見積りします。計画の目的と今の段階を伺い、必要な役割と費用を確認します。
3. 依頼する前に確認すること
何を行い、何をお渡しするか。いつまでに、どの範囲を担当するか。費用と支払条件を含め、契約前に確認します。相談したことを理由に、その後の調査や設計を依頼する必要はありません。
4. noteと相談は、それぞれ独立した選択肢
noteは、ご自身のペースで暮らしを考えるための教材です。購入は、相談やコンセプトワークを申し込むための必須条件ではありません。対話で一緒に進めたいか、ご自身で考えたいかに合わせて選べます。
5. 基準をつくる仕事と、個別の物件を調べる仕事
コンセプトワークで扱うのは、たとえば「家で二人で食事をする時間を増やしたい。そのためにどんな間取りならよいか」と考え、候補を見る基準にすることです。候補を見ながら基準を試すことはできます。一方、その物件で配管を移せるか、どの工事ができるかを判断するには、別に必要な資料や現地確認があります。
三つ目の仕事が、具体的な空間を考える設計です。暮らしの希望と建物の条件をもとに、間取りや仕上げ、設備などを検討します。選び方に迷っているとき、建物の状態が分からないとき、実際につくりたいときで、必要な仕事が違います。全部を一度に頼む前に、自分の問いがどこにあるかを見てみてください。
6. 工事費に加え、住み始めるまでの費用を置いてみる
中古住宅を買って改修する場合、比較に使うのは物件の価格だけではありません。購入に伴う費用、調査や設計、工事、家具や家電、引っ越し、必要なら仮住まいも並べます。金額が分からないものは空欄のままにし、いつ誰に確認できるかを書いておくと、予算にどの程度余白があるかを判断しやすくなります。
たとえば工事費を抑えたいとき、単純に仕上げを安いものへ替えるだけでは、残したかった使い方まで変わることがあります。町田の自邸では、二人で料理や食事をする場所と回遊できる動線を大切にしながら、仕上げや工事の頼み方を見直しました。何に費用を使うかは、暮らしのどこを残したいかとつながっています。
7. 見積りは、金額の前に範囲を見る
調査・設計・工事監理の費用を見るときは、何を確認し、どんな資料を受け取り、どこまで調整を頼めるかを合わせて見ます。金額が近い二つの見積りでも、現地の回数や成果物が違えば比較の意味が変わります。法人の計画も、用途や必要な確認、役割に応じて見積りを考えます。
初回相談は無料20分です。コンセプトワークの税込20万円は全3回の料金で、個別の調査や設計の費用は必要な内容を確認してお見積りします。何が分からないのかが言葉になると、費用をかけるべき仕事も選びやすくなります。
具体的な依頼を比べたいときは、料金と進め方にある仕事の区分と照らし合わせてみてください。
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この記事を書いた人
宮城 洋之|meta architecture project(m-ap)。一級建築士・宅地建物取引士・FP2級。建築設計、まちづくり、既存建物の活用に取り組んでいます。
