自邸の記録 / 町田・約70㎡
自分の家で、先に全部やりました。
町田の中古マンションを買い、迷いながら、暮らしを設計した記録。

完成写真より、そこに至るまでの判断を。
物件を選び、予算に悩み、設計して工事を行い、今ここで暮らしています。何を見て選び、予算を超えたとき何を残したのか。
購入前の相談で一緒に考える視点は、この自邸の経験にもつながっています。
01 / なぜ町田を選んだのか
よく知らなかった街が、暮らす場所になった。
家探しを始めたとき、町田はなじみのある街ではありませんでした。不動産会社の方から提案され、実際に足を運びました。
そのとき考えたこと
駅から歩ける距離に、買い物をする場所や自然がある。便利さだけでなく、日々の生活が想像できたことが、町田を選ぶ理由になりました。

02 / なぜこの物件を選んだのか
内見した3件の、最初の住戸でした。
広さ、周辺の環境、価格。その釣り合いを見ながら、3件の物件を内見しました。最初に見た町田のマンションが、今の住まいになりました。
そのとき考えたこと
以前は約35㎡の賃貸に暮らしていました。約70㎡のこの住戸では、二人の過ごし方を、もう少しゆったり考えられそうでした。

03 / 買う前に何を見たのか
駅からの道と、朝の光。
駅から歩けて、静かで、朝の光が入る。図面の広さだけでは分からない、毎日の条件を見ました。低い階でも、視線の先に広がりがあることが気に入りました。
そのとき考えたこと
購入後の工事は、マンションの大規模修繕と時期が重なり、約4か月後ろへずれました。その時間に設計を考え直せた面もあります。自分の部屋の中だけで、工事の予定が決まるわけではありませんでした。

04 / 迷ったこと
売りやすさと、自分たちらしさ。
設計する仕事をしていても、住宅ローンや購入の手続きを前に、不安がなくなるわけではありませんでした。不動産会社の方に順番や必要な書類を教えてもらいながら進めました。
そのとき考えたこと
間取りでも、将来の売りやすさは気になりました。それでも、売る日のためだけに今の暮らしを平均的な形に寄せることには、違和感がありました。

05 / 予算が膨らんだとき
理想を全部、そのままは難しかった。
最初の見積もりは、想定した予算を大きく上回りました。残したいものと、変えられるものを一つずつ考えました。
そのとき考えたこと
解体後の清掃、壁紙剥がし、天井の塗装、合板のオイル仕上げ。自分たちで手を動かした仕事もあります。真夏の現場は想像以上に大変で、任せた方がよかったと感じることもありました。
DIYは、節約の方法として簡単に勧められません。自分たちの場合は、思い出づくりとしての意味が大きく残りました。

06 / 残したもの・削ったもの
長い廊下と、4メートルの食卓。
居室を広げるだけなら、省くこともできた廊下を残しました。玄関から室内がすぐに見えず、奥へ歩いて横を向くと、光の入る食卓が現れます。
そのとき考えたこと
キッチンと食卓を合わせた約4メートルの長さも、大切にしました。料理、食事、読書、仕事。部屋の名前より、二人が長く過ごす場所から考えました。
一方で、仕上げの一部は自分たちで行う範囲へ移しました。何を削るかは、金額だけでは決めきれませんでした。

同じ広さで、過ごし方を組み直す。
個室を並べた間取りから、廊下の先に食卓が現れ、キッチンを中心に回遊できる構成へ。


07 / 住み始めて分かったこと
朝ごはんの時間が、好きになった。
朝の光の中で、長い食卓に座ってごはんを食べる。その時間に、家をつくってよかったと感じます。
そのとき考えたこと
廊下は、玄関先から生活が見えないという実用的なよさもありました。設計中に考えたことが、暮らしの中で別の意味を持ち始めています。

この経験が、購入前の相談の出発点です。
08 / m-apの相談へ
物件を買うこと、予算を決めること、設計することは、切り離せませんでした。自分たちも迷ったからこそ、きれいに整理した希望だけを持ってきていただく必要はありません。
気になる物件がある方も、まだ探し始めたばかりの方も。今分かっていることと、これから確かめることを、一緒に整理します。
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