物件概要
| 所在地 | 東京都町田市 |
| 構造 | RC造(鉄筋コンクリート・ラーメン構造) |
| 築年数 | 約40年(1984年竣工) |
| 工事種別 | フルリノベーション |
| 広さ | 約70㎡ |
プロジェクト概要
築40年のマンションのリノベーションです。構造は鉄筋コンクリートの柱・梁で支えるRCラーメン造。室内に耐力壁がないため完全にスケルトン化し、一から空間を設計しました。
夫婦は共働きで、平日に顔が揃うのは朝と夜の食事の時間が中心。そこで部屋の中心に、シンクとコンロを備えた長さ4mのキッチンテーブルを造作しました。
キッチンスタジオをイメージして、テーブルの背面にはざっくりとした棚を計画。調理家電や皿のほか、こまごました物も飾れるようにしています。
キッチンは来客を招いたり、スタジオとして貸し出したりできるよう、生活感を抑えた部屋にしました。
代わりにキッチン棚の後ろには和室兼寝室とWICを設け、こちらは生活感を隠さずのびのび暮らせる空間にしています。ひとつの住まいが持つこの二面性が、連続する毎日にさまざまな場面を作り、暮らしを豊かにしてくれます。
プラン


コラム
廊下という装置
この家に欠かせないのが、玄関を開けたときに出迎える廊下です。視覚的な情報をできるだけ削ぎ落とし、住宅なのに生活感のない、抽象度の高い空間にしました。
玄関を開けると、なにもありません。

ただ、廊下の左右にはいくつかの隙間があって、ぼんやりとした光が漏れています。その光が、廊下の先に部屋があることをそっと知らせてくれます。
マンションの専有部という限られた広さのなかに性格の違う空間をいくつも作り、ぐるぐると回遊できるこの住まいは、動くたびに広くなったり、狭くなったりします。






































