本文へm-ap 

図面
改修後平面図 
図面
改修前平面図 叶えたい暮らしや事業のことを、
ご相談について
メニュー
町田の自邸
町田のリノベーション

築40年のRCラーメン構造のマンション住戸を完全にスケルトン化し、既存躯体の条件を読み替えながら再構成した自邸である。購入費から工事費までを含めた総額から予算を配分し、躯体現しの素地やラワン合板を採用した。自分たちで手を入れながら育てられる素材と、改修の痕跡を空間の表情として残した。
玄関を開けると、美術館のように装飾を削ぎ落とした廊下が現れる。生活の全体像は見えないが、左右の隙間から漏れる光や音、人の気配が奥の場を暗示する。廊下は各室をつなぐ通路ではなく、身体を次の場へ導く転換装置として計画した。
その先には、約4mの造作キッチンテーブルを中心とする、キッチンスタジオのような空間が広がる。アイランドキッチンの背面には、食器、調理家電、アンティーク、生活の道具を受け止める棚を設けた。生活をすべて開くのではなく、活動の気配を共有する「表」の場である。その裏には、寝室を兼ねる和室とWICを配置した。隠し扉を介して廊下、水回りへとつながり、賑わいから距離を取りながらも、光や音、人の動きがゆるやかに伝わる。
限られた専有部に、異なる速度と密度を持つ居場所をつくり、料理、収納、就寝、身支度が無理なく重なる動線を整えた。不動産の出口戦略としても、デザインによる付加価値と住み続けるほど育つ愛着を重ねることを目指している。
| ビルディングタイプ | 共同住宅・集合住宅・寮 |
|---|---|
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 |
| 工事種別 | リノベーション |
| 延床面積 | 70㎡ |
| 竣工 | 2025-11 |
| 所在地 | 日本 東京都 町田市 |
設計 m-ap 施工 RDP 撮影 角田博
自邸の記録を読む写真
図面・ダイアグラム


